Kinesiology note

境界性パーソナル障害について

この障害について
今日はお話していこうと思う


発達障害については、
知っている方は多いかもしれませんね。


でも、この
この境界性パーソナル障害、
ここから略してPBDとします。

発達障害と併用している場合もあります。

PBDとは
ボーダーラインパーソナリティ症(borderline personality disorder)は,対人関係の不安定性および過敏性,自己像の不安定性,極度の気分変動,ならびに衝動性の広汎なパターンを特徴とする。診断は臨床基準による。治療は精神療法および薬剤による。

なので、以前は
「境界性人格障害」や「ボーダーラインパーソナリティ障害」
呼ばれていました。現在では、
「境界性パーソナリティ障害」が一般的な名称になります。


パーソナリティ障害は主に10種類ほど
あると言われていて(多重人格とか特殊なタイプ除く)、
BPDは女性に多く、双極性障害とも誤診されることも多いようです。



私が当時知っていたころは略して
ボーダーと言われていましたが、
今はPBDと表現されています。


さて、上記にあるように、
治療という観点から、ひどい障害で、
治療が必要な場合がある様子がうかがえますが、

実は、私たちの中にも、
少なからずあるのではないでしょうか?

普段は、何もないように過ごしている
私たちの中に、潜むんでいる闇。


生きずらさ的なものも


PBDの内側の症状は、
▸ひどい見捨てられ不安
▸自己破壊的な行動
▸過度な要求
▸関係の過度な追及
▸他者への依存
▸終着と嫉妬の増幅
▸一時的な安心感を得るための行動
▸相手との境界の甘さ
▸相手を試す行為

まだまだ、たくさんありますが、

ここでお伝えしようと思っている事は
少しピックアップしてみましょう。


まず、
ひどい見捨てられ不安について

それらによって、感情の乱高下が
激しくゆさぶられることによって、
耐えられない状態になることで、


相手を試してみたり
勘ぐって引き出したり、
相手に過度に執着して、干渉する一方で
突き放してみたりと、不安定な状態。


感情調整の困難が多く、
怒り、悲しみ、恐怖、空虚感など

これらの感情が高まると、
自己破壊的行動をとることがあります。

それらによって、一時的に落ち着くが

長期的に見たら解決には至らず、重症化。


内側に常に「不安」があるため
無意識の行為によってより悪化してくケースも。

人間関係が難しくなっていくパターンなど、


これらのことを衝動があったときに、
客観的に対処していくことで緩んできます。


生活に支障をきたすようだと、
精神科でのケアが必要になりますが、

このPBDは、薬物療法含め、
やはりカウンセリング、セラピーが必要があり
長期戦だということ。


時間がかかる症状になります。


ただ、普通に社会生活を送っている方もいます。
上記のようなひどいケースまでに至らなくても、
わたしたちの心の問題があります。


表面的にはそれらは見た目でもわからないが、
問題ではあります。



自分自身では、生きずらさを感じていることは
自分がよくわかっている、みたいな感じになります。

外的要因と自己破壊的行動の関係


家庭環境
親が感情的不安定であったり、愛情が不十分であった場合。
子供は自己価値を見出すことが難しくなる場合。

社会的プレッシャーと孤立感

自己破壊的行動は無意識の心理メカニズムにも
働きかけている。
例えば、「自分は幸せになる資格がない」
「他者から見捨てられて当然だ」という

無意識の信念がある



自己破壊行為は、
内的および、外的要因が絡み合って
生じる複雑な現象です。




まだまだ、あるのですが
ざっくりでしたがここまで、

まずは
PBDは、じっくりセラピーの時間が
必要な問題だということ。


セルフケアと、セラピー併用しながら
緩和していけます。


個人では難しい
感情の扱いになってきます

一人で、ますますこじらせて
しまうよりは、
信頼のおける人に話を聞いてもらいながら
進んでいくのがベストということです。

ちなみに
自己愛性パーソナル障害(NPD)もある。
参考まで