kinesiology note salon ハートクリエイター

見捨てられ不安感って、恐怖だ。

「見捨てられた感覚」とともに生きる人へ

境界線パーソナリティ障害の特徴のひとつに、
「見捨てられた」と感じる感覚があります。

この感覚を抱く人にとって、
それは言葉にできないほどの恐怖。

まるで、世界中から取り残され、
たったひとりになったような——
深く、冷たい孤独の中に投げ出されるような感覚です。

その苦しさは、
イライラやモヤモヤとなって身体に溜まり、
ときに爆発的な不安や怒りとなって現れます。

一瞬、感情を外に出すことで
脳がスッキリするような感覚を持つかもしれません。

でもそのあと、
必ずといっていいほど訪れるのが、
深い罪悪感

そしてまた、不安と怒り。
また罪悪感。

このループが、延々と続くように感じてしまうのです。



本人も、どうしていいのかわからない。
止めたいのに止められない。
そのつらさは、外からは見えにくいけれど、
本人にとっては生きることそのものが苦しみになることもあります。

でも、ここで一つ——

とても大切なことがあります。

それは、
「見捨てられ感」を感じていいということ。

もちろん、それは簡単なことではありません。
痛みをそのまま見つめる作業は、時にとてもつらく、
ひとりでは難しいこともあります。

だからこそ、最初は信頼できるセラピストや、
安心できる人と一緒に、その仕組みを理解していくことが大切です。

暴走してしまう前に、受け止めてもらうこと。

それが回復への第一歩です。




境界線パーソナリティ障害の傾向がある方は、
感情の振れ幅がとても大きく、
自分の中で強烈な嵐が起きているような状態になります。

さらに、思考が白か黒かの二極になりがちで、
相手が自分の期待通りでないと、
「裏切られた」と感じてしまうこともあります。

でも、そう感じるのは、
心が必死で守ろうとしている証拠でもあるのです。



ここまで読んでくださったあなた。
もし自分の中に「そうかもしれない」と思う部分があれば、
ぜひ試してみてほしいことがあります。

それは、
その矢印を「外」に向けるのではなく、「内側」に向けること」。

怒りや不安が向かっていく先を、
誰かではなく、自分の内側へとそっと向けてみてください。

「私は、何が怖かったんだろう?」
「本当は、何を求めていたんだろう?」



この問いを、自分に向けられるようになったとき、
少しずつ、少しずつ、
感情の波は穏やかになっていきます。

セルフケアや体感覚のワークを取り入れながら、
安全に感じていくことで、
やがて「見捨てられ感」は、薄まりはじめます。



あなたが感じてきた苦しみは、
そのまま「あなたの弱さ」ではありません。

それは、あなたが必死に愛を求めて生きてきた証です。

誰にも見捨てられていない。
あなた自身が、あなたを見捨てないでいることが、
何よりも力になります。





上記はセルフでの目安になるものですが


セラピストに委ねるときもありだと思います。