本当のあなたとは?ありのままの自分のことだが、私たちはごまかして自分を生きている、それは無意識ではあるのだが少しずつ、本来の自分に戻れるように意識的に内側を見ていく習慣が大事になってきます。
傷ついたインナーチャイルドを再生することは、禅の境地を体験することに似ています。子供たちは生まれながらに禅の高層です。
インナーチャイルドを再生するのは、過去の発達段階に立ち帰って、そこでやり残したことをやり遂げる必要があるのです。インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す
ジョン・ブラッドショー著
これまでの私たちが身に着けてきた鎧をおろしていき、初期設定へ戻る旅をしていかなければなりません。
環境によりますが、ここでは幼少期のときの傷を主に取り上げていきたいと思います。
わたし達の多くは母親の影響を一番多く受け取っているといわれており、母親との関係性で思い当たる節がないと思っているほど深かったりしている場合があります。目安は人間関係やケガやカラダに出てくるときも。頭痛など頻繁にある人は要注意になるかもしれませんね。
私は母とはトラブルというか言い合いになったことすらないですが、父がパワフルに抑圧、コントロール、酒乱ではないですがお酒の力で罵倒されたりと父とはありました。これも家族の中でのバランスをとっている状態なのですが、そんな私はすでに幼い時からひどい頭痛持ちでしたが、小さな時からなので痛みに慣れてはいないですがそれが1部になっている感じ。
20代後半になってくると、疲労感がひどく健康食品、サプリにパート勤めしていた私は半分ほどお金が飛ぶほどに。
30歳になったとき、初期の癌が見つかり、進行性があったことから早期に手術もして、細胞検査によって悪性ではなかったものの、10年後に乳がんの可能性で引っかかり、これには私自身かなりショックな感じでした。
仕事を頑張っては、それらにお金がつぎ込まれている状態、当時はやりきれない思いがありました。まだこんな年齢なのにと、休みもただ昼まで起きれない状態でした。
それが幼少期の環境やトラウマからだったなんて思いもよりませんでした。頭痛もそうですが、手首や足首の関節もかすかに病む感じとか、身体の痛みは「怒り」が身体の中で処理されずにいるので症状が出始めます。
病とは思考から始まるといわれていますが、自動的に回っている無意識の思考と身体のつながりについては気が付いていないのが現状です。多くの人がそうなのではないかと思います。
私自身が母との関係性やトラウマという認識がない中でも、とにかくカラダの不快感(ひどい疲労感)やストレスに対して自分なりにセラピーだったり、のちにキネシオロジーと出会うことによって、自分と深く向き合うことで改善していった経緯があります。
あの頃の片頭痛が本当に少なくなってこんなにも世界は優しい、などと気が付きました。そこから、どんなに小さくても、見過ごさずにセルフケアを怠らずに今に至ります。
最初のころは、どういう風に自分を癒すのかさえも分からず、何を癒すのさえ自分のことを知らな過ぎたのです。ほかの誰よりも自分を知ることがすごく大事だということは今ならわかります。勿論どんなに大好きな人よりもです。
そんな経緯から、ヒントになればと思います。
何もないのに生きずらさを感じないわけはないのですから。
無意識で母親に対して困らせてはいけない、自分事より親が喜ぶことを優先したりなど細かく記憶から掘り下げていくしかありませんでしたが、キネシオロジーによってアロマでの調整によって突然思い出す場面もあります。
香りって、記憶を呼び覚ましたり、からだで腑に落ちる感覚が理解できます。身体を自然に開くのか、セラピーでの解放が早いのかもしれません。
たた、本当に最初はコツコツなのです。疑心暗鬼になりながらも、続けてきたことに自分が変わってきたことに身体をもって体験してきたから。
キネシオロジーとアロマ、または言葉を使って身体を楽にしていきます。
一番自分を癒すのはセラピストでもセラピーでもありません、それなりに効果としてはあるのかもしれませんが、結局大きなことは自分自身とつながることです。
言葉にならない感覚が一番大事なところであり、その言語にできない部分が言語化できた時、解放される、そんな気がします。